地域包括ケアシステム(米国版「患者エンゲージメント」)を成功させるには

地域包括ケアシステム(米国版「患者エンゲージメント」)を成功させるには医療情報の連携が必要になります。現状の病診・病病にICT技術を用いることはもちろんのこと、患者(消費者)への情報連携(自己管理)・情報公開(治療成績:アウトカム情報)も含めた病院経営の取り組みが今後は必要です。今回は医療機関側の体制(主に人材配置状況)について、診療報酬の届出状況から医療ICT体制が構築できやすいのか、都道府県別でランキング化してみました。

 

「医療ICT推進に必要となる人材~ マイナンバー(医療等ID)成功策」
九州医事研究会・長崎県医事研究会 合同調査
(関連;地域包括ケア病棟 調査状況

↓↓↓↓↓

https://kanrisi.files.wordpress.com/2014/12/phr2.pdf

≪結果≫
全国で長野県が最もPHR等のICT推進が出来やすい地域となりました。既に日本版IHN(IDS)※が構築されているとの評価ですので、事実どおりの結果です。IHNメリットの「②医療IT投資が容易になる。」が証明されました。規制・制度さえ整えば全国で最もスムーズに医療ICT構築が実現できます。既に医療機関側の人材・環境面は準備済みです。 また下位の都道府県は努力しなければならないでしょう。下位でも地域によっては先進的取り組みをされているところもあります。今回のグルーピングは都道府県です。地域の取り組みを都道府県レベルに広げていくことも必要でしょう。

※日本版IHN(IDS)構築が必要。

(IHN;Integrated Healthcare Network)
(IDS;Integrated Delivery System)
http://jp.fujitsu.com/group/fri/downloads/report/research/2003/report171.pdf
>当初はIDSなどとも呼ばれていたが、最近はIHNという呼称が定着している。

とありますが、グーグルで決め打ち検索した場合のHIT件数が
“Integrated Healthcare Network” ・・・約 19,200 件
“Integrated Delivery System” ・・・約 128,000 件
とまだまだIDS呼称のほうが歴史があるようです。しかしIHNもIDSも同じ意味として考えて問題ありません。

へルスケアデリパリネットワークの概念比較
http://www.i-repository.net/contents/asia-u/0000000003445.pdf

カイザー・パーマネンテの新しいマネジドケア(国立社会保障・人口問題研究所)
http://www.ipss.go.jp/syoushika/bunken/data/pdf/19954606.pdf
★(必見の先進事例)最大手保険会社カイザーパーマネンテの先進的取り組み 患者ポータル「My Health Manager」の成果
Kaiser Permanente’s 2013 Annual Report Now Available Online  July 24, 2014
http://share.kaiserpermanente.org/article/kaiser-permanentes-2013-annual-report-now-available-online/

Kaiser Permanente 2013 Annual Report
http://share.kaiserpermanente.org/static/kp_annualreport_2013/

1億3100万回訪問。カイザーIHDS(Integrated Health Care Delivery System)の構築の成果!

・3440万回 検査結果 を参照
・1480万回 処方箋発行 メール管理
・喫煙会員の58%が禁煙へ
・不眠症の睡眠時間32分増加
・ライフスタイル改善で会員の56%が体重減
・糖尿病患者の服薬管理にてコレステロール値と転帰が改善

 

(参考まで)

厚労省官僚TOPと全米ナンバーワン病院元CEOの対談は必見!!

厚生労働省技術総括審議官(技術系官僚の最高ポスト)鈴木康裕
全米ナンバーワン病院メイヨークリニックの元CEOロバート・K・スモルト

【対談】オバマケアが変える「医療の質」とは―スモルト×鈴木康裕(前編)
【対談】「IDS」と「包括払い」は医療の質を高めるか―ロバート・K・スモルト×鈴木康裕(後編)
米国における EDRG の試行 :入院からその後のリハやケアまでを包括する支払制度
米国で病院産業の再編を促したDRGとIDS

 

 

 

 

さて、ICT推進が出来やすい地域ナンバーワンは長野県!

https://kanrisi.files.wordpress.com/2014/12/phr2.pdf

————–

1位 長野県
診療録1 1位
データ提出 3位
医師事務1 3位
患サポ 14位
地包ケア 6位

(参考まで)医療事業体と非営利ホールディングカンパニー 日本の非営利IHNの事例①長野厚生連 「医療法人の事業展開等に関する検討会(平成25年12月4日資料)」より
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10801000-Iseikyoku-Soumuka/0000031420.pdf
病院完結型医療体制から地域完結型医療体制へ
http://www.canon-igs.org/event/report/report_100825/pdf/2nishizawa_jp.pdf
http://www.canon-igs.org/event/report/report_100825/pdf/2nishizawa_speech_jp.pdf
○IHNのメリット
http://iryokoso-chiba.org/images/benkyoukai-siryou.pdf
①事業規模が大きくなることで資金調達が容易になる。
②医療IT投資が容易になる。
③各種の医療関連サービス事業体が連携しあうことで急性期病院を退院した患者に対して必要なサービスを継ぎ目なく提供することができる。
④規模の経済効果により最もコスト効率のよい仕組みの下でケアを提供する能力を高めることができる。
⑤急性期病院では対応できない慢性期患者管理の仕組みを開発できる。
⑥根拠に基づく医療をより効率的に実践することができる。
⑦優秀な人材を確保し教育することができる。
※全米公立病院協会による評価(松山幸弘「地域医療提供体制改革(IHN化)の国際比較」より)

 

2位 岐阜県
診療録1 2位
データ提出 2位
医師事務1 16位
患サポ 16位
地包ケア 11位

 

3位 兵庫県
診療録1 18位
データ提出 10位
医師事務1 1位
患サポ 5位
地包ケア 15位

 

レポート概要 https://kanrisi.files.wordpress.com/2014/12/phr2.pdf

 

データ提出加算や診療録管理体制加算に従事している関係者は是非、九州医事研究会へご参加(無料)ください。メーリングリストへ登録いたします。
上記レポートに興味をもたれた方、最新データ等をメーリングリストで配信しています。

氏名・病院名・所属を明記の上、kanrishi あっとマーク gmail.com までご連絡ください。

 

 

 

https://kanrisi.files.wordpress.com/2014/12/phr2.pdf

001_ict

 

002_him

 

003_patient_portal

 

004_ahima

 

005_mynumber

 

006_mynumber

 

007_oomura

 

 

 

 

この都道府県別ランキング化しようとヒントを貰ったレポートのご紹介。
透明化促進です。

http://www.hci3.org/content/physician-quality-transparency-report-2014
ほとんどがFランク
http://www.hci3.org/sites/default/files/files/2014%20Quality%20Map%20FINAL.pdf

将来的には日本もアウトカム指標からの病院比較(ホスピタルコンペア)が望まれます。
http://www.hci3.org/sites/default/files/files/2014%20Quality%20Report%20FINAL%20_1.pdf

Outcome

 

 

 

 

 

 

 

 

短縮 http://wp.me/p2Xv05-j

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